釜一つあれば茶の湯はなるものを 数の道具をもつは愚な
釜一つあれば
茶の湯が楽しめる、という意味ではないようです。
お茶を点てるのに必要な道具は一通り揃えておかなければなりません。
しかし、余分な道具は必要ないし、それを無理して求めることもありません。
茶は道具で点てるのではありません。心で点てるのです、ということを
教えている歌です。
実はこの歌、阿部宗正先生の『利休道歌に学ぶ』には載っていないのですよね…。
でもわたしは好きなのでこれにしました。
替わりに何が載っているのか調べていません…。