右の手を扱ふ時はわが心 左の方にあるとしるべし
左の手はきれいにそろえて、左のお膝に上にのせています。
習い始めの頃、右手ばかり気になって、先生から「左の手はお膝の上」とかよく言われました。
左手がどうなっているのか、意識にないのですね。
石州流は
武家の茶道だからでしょうか「左右双刀の構え」というのがあるそうです。
茶杓を右に、ついで茶入を左でとれば、
茶杓を持つ右手はすぐに、お茶をすくう構えになります。
これを「双刀の構え」と呼ぶのでしょうか…。
使っていない手に心を配り、次にどの動作に移るか考えないで自然にできるように…。
お点前に一分の隙もなく、流れるように出来るよう普段のお稽古に励みなさい
ということですね。