2005-12-05 利休道歌 81 利休道歌 #短歌 風炉濃茶必ず釜に水さすと 一筋に思う人はあやまり 風炉の濃茶点前の時、お茶を練る前にお釜にお水を一杓いれてから、お湯を汲みます。 これは風炉の時期は前の年のお茶を使う為、お茶の色香が失せているので 熱いお湯を入れずに、温度を調節しておいしく飲んでいただく為に、お水を入れます。 しかし風炉は炉の時期でも使うことができるので その場合は水をいれなくてもよろしい、ということです。 が、現在 裏千家では炉の時期に風炉を使用した場合は やはり風炉の時期に準じて、水を一杓さします。 時代によりお点前は変わりますものね。