利休道歌 66

二畳台三畳台の水指は まづ九つ目に置くが法なり

二畳台・三畳台とは二畳台目・三畳台目のことです。

台目とは一畳の畳の長さを、台子の幅の寸法だけ切り縮めた畳のことです。

二畳台目と申しますと、丸畳が二畳あって他に台目畳がある、ということです。

台目畳に水指を置く時、客付(お客さまのいるほう)から九つ目に置きます。

「まづ」というのは、水指の大小や形により多少ずれても良いということですね。

炉も風炉も同じです。畳中心と縁との中間ぐらいに置くのが基本です。