秋の色 2

桔梗色

女郎花色

萩色

ききょういろ   万葉のころは「あさがお」と表されていました。
           むらさきのふつとふくらむききやうかな  正岡子規

おみなえしいろ  「女郎花の織物」経糸が青、緯糸が黄色の平織り
           秋の田の穂向き見がりて我が背子が 
                   手折り来るをみなえしかも  「万葉集」巻第17

はぎいろ     萩は日本人だけが愛でる花。万葉集の中で一番詠まれている花でもあります。
           草深みこほろぎさはに鳴くやどの
                   萩見に君はいつか来まさむ  「万葉集」巻第10