2005-10-06 秋の色 2 吉岡幸雄『和みの百色』より #その他芸術、アート 桔梗色 女郎花色 萩色 ききょういろ 万葉のころは「あさがお」と表されていました。 むらさきのふつとふくらむききやうかな 正岡子規 おみなえしいろ 「女郎花の織物」経糸が青、緯糸が黄色の平織り 秋の田の穂向き見がりて我が背子が 手折り来るをみなえしかも 「万葉集」巻第17 はぎいろ 萩は日本人だけが愛でる花。万葉集の中で一番詠まれている花でもあります。 草深みこほろぎさはに鳴くやどの 萩見に君はいつか来まさむ 「万葉集」巻第10