宗旦350年忌 記念茶会

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毎年11月19日は「宗旦忌」で、法要・茶会が行われていますが
今年は350年忌にあたり、19・20日と二日間にわたりお茶会がありました。
19日は招待客、20日は一般で、わたしは見事に!抽選にあたり20日に参会させていただきました。

千宗旦は利休の孫、その子供たちから表千家裏千家武者小路千家に分かれ、今の千家茶道の基礎を作った方です。


6時に京都駅に着き、宇治の実家でお風呂に入り朝ご飯をいただきお着物に着替えてさて出かけましょう、と思ったら『ちりとてちん』が始まりました・・・ついつい見てしまい・・・これが後々残念な結果になる元だったのです・・・。

大徳寺についたのは電車に乗り遅れたせいもあって10時過ぎ。
まずは業躰席が空いているということで「黄梅院」へ。

お次は直門席の「高桐院」

今日庵席がまだの方は急いでください、とのことで慌てて「総見院」へ。
わたしが入ったお席が最後でした。
「宗旦の”侘び茶’”を感じていただきたく道具組をいたしました」
とお家元。
宗旦イチョウから採れた銀杏で作った「銀杏餅」をいただいて感激!

老分席の「芳春院」を出たのが3時。
最後の大松美術館席「三玄院」に参りましたら時間切れ!
受付時間は3時までなんです。え~2分しか過ぎてないのに・・・。
お菓子だけでも・・・それも叶わずショック・・・。
ちりとてちん』を見ていたわたしが悪いのです・・・。

気を取り直してお斎(食事)の瑞雲軒へ。
泉仙鉄鉢料理をいただいて満足・満腹。

バスで茶道資料館に行きますと、今日庵・咄々斎の宗旦忌の飾りつけを拝見させていただけるそうで、今年2回目となる兜門をくぐり、利休御祖堂にお参りしてから拝見いたしました。各お部屋にも業躰先生がいらして説明してくださいました。大変、有難い経験でした。

茶道資料館では宗旦忌にあわせて特別展が開催中。
ここで茶の湯のブログ開設当時からのお友達M子さんと待ち合わせ。
彼女は大学院生で来春、京都市内の学校の先生になります。
大学で熱心に茶道を修業され、これからの学校茶道期待の星?
ご一緒に『初心者のための茶道教室』でお世話になっている裏千家淡交会総本部H部長にご挨拶に行き、H部長からは学茶への思いを熱く語っていただきました。

一席入れなかったのは残念でしたが、大変内容の濃い一日となりました。
夜は両親と久しぶりにゆっくりとしゃぶしゃぶをいただき、親孝行したかな・・・?


画像は大徳寺某所の有名なモミジ。


今年の宗旦忌の大徳寺の様子、また過去の宗旦忌につきましてはわびすけさまのブログをご覧になってくださいませ。