宗恵の茶の湯講座:盆略点前

今年から月1回の奥伝のみのお稽古になりましたので
お点前を忘れないために「ひとり稽古」を始めました。

今日は「盆略点前」についてお話いたします。


盆略点前

裏千家に限らず茶道に入門いたしますと、まず「割稽古(わりげいこ)」から始めます。

おじぎの仕方
立ち方
襖の開け閉め
帛紗の扱い
棗の拭き方
茶杓の拭き方
茶筅通し
茶巾の扱い
茶碗の拭き方
柄杓の扱い

などです。

そしてこれらを習得したのち、初めてのお点前がこの「盆略点前」となります。
このお点前は裏千家独特のお点前で、13世圓能斎が創案されました。



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瓶掛・鉄瓶などがない場合は、薬缶を鍋敷の上にのせても良いですし、テーブルの上でポットを使ってもできるので、どこでもいつでもお茶が楽しめます。



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はい、お茶が点ちました。
詳しい点前手続きについて興味のある方は、どうぞお近くの先生に入門なさってくださいね。
また教本やDVD・ビデオも出ています。。
「初心者のための茶道教室」も新たに10月から開講しますよ。

今の時期、よく平茶碗を使いますが、このお点前には普通のお茶碗の方がお点前しやすいですね。反省・・・。



昨晩は夕食後、さてお稽古始めましょう、と思ったら電話が3回鳴って切れました。
相方くんが帰ってくる合図。
あらぁ、いつもより早いのね・・・(ーー;)
で、彼も夕食後、お稽古に付き合ってもらいました。



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はい、どーぞ。
お菓子は大徳寺納豆入り「三彩」大徳寺近くの磯田のお干菓子です。