河合隼雄の万博茶席

先週、中部地方にいたのですが、置いてあった『中日新聞』をなにげなく
手にとったら、なんと見開きページにドーンと
「知の対話 ① 河合隼雄の万博茶席」
とあるではないですか!


かつて武士たちが天下国家を論じ合った茶室という空間から、
21世紀は女性たちが熱いメッセージを発進する

ということで、臨床心理学者で現在、文化庁長官の河合隼雄氏がさまざまな分野で
活躍する女性を万博会場の茶室に招き、じっくり意見を交わす、という企画です。


第一回目は5月25日に作家の塩野七生さんでした。

第二回目は6月2日バイオリニストの五嶋みどりさん

第三回目は6月9日山形・銀山温泉の老舗旅館「藤屋」若女将、藤ジニーさん

第四回目は6月15日元内閣官房参与中山恭子さん

第五回目は6月22日宇宙飛行士の向井千秋さん


と多彩な顔ぶれです。
一般の方の聴講はすでに締め切りになったそうで、残念。
抹茶をたのしんでからの聴講になるそうです。いいな。


今まで、愛・地球博に興味なかったのですが、とてもモダンなお庭に
織田信長実弟で茶人の織田有楽斎が京都・建仁時境内に建て、現在は
愛知県犬山市「有楽苑」に移築されている、国宝の茶室「如庵」
に構成を借りた「香流亭」が建てられ、週末ごとに各流派が大茶会を
持ち回り開催している、と聞くと行ってみたくなりました。


このブログをご覧になっている方の中で、聴講された方いらっしゃいますか?
わたしは話の内容はもちろんですけど、どちらかというとお茶席のお道具組みに興味があります。
中日新聞に問い合わせたら、教えてくれるかな。