日本三大銘菓 3 「山川」

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「越の雪」「長生殿」そして三つ目が松江・風流堂の 「山川」 です。

大名茶人で名高い 松江藩主松平不昧公が江戸大崎の下屋敷で茶事を催した際

品川宿の伊勢屋越後大掾に命じ

ちるは浮き散らぬは沈む紅葉ばの影は高尾の山川の水

の歌の心を菓子に作らせたものです。

松江に伝わったのは、松江藩の菓子司が伊勢屋で修業したことによります。

しかし明治の末期には姿を消し、これを惜しんだ風流堂先々代が復元されました。

もち米に阿波三盆を加えた押物です。一見「しほがま」に似ています。



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紅白2本入っていて、裏側に線があり一本から七つとれます。

「しほがま」?と思っていただくと、とてもしっとりしていて、上品な甘さが口に広がります。

わたし的には三大銘菓の中で「山川」が好きかな。クセになりそう。

山川・朝汐本舗 風流堂  島根県松江市白潟本町15