どきっ!

昨晩は「夜のお仕事」もなく、2-lowさまおすすめの『海辺のカフカ』なぞ読んでいた。

すると、遠くにいる長男から電話があった。特に用はないらしい。

「ちゃんと晩御飯食べた?」

「まだだよ。これから作ってくれる。」

どきっ!

「作ってくれる?」

「うん、そうだよ。」

わたしは動揺を隠して

「作ってくれる人がいて、いいねぇ。」と言う。

「うん。」

青春ですね~。

わたしなんて、学生の頃は自宅通学で相手も自宅通学だったし

そんな晩御飯を作ってあげるなんて、考えた事もなかった。

おまけに通学に2時間30分もかかり、都内を遅くとも午後8時30分には出ないと

門限に間に合わなかったし・・・(お嬢様でした。今のわたしは不良主婦!)。

料理が上手なんですって。料理の下手な母親に育ったので、料理好きを選んだか・・・。

「こんなの作ってくれたよ。」なんて写メまで送ってきた。

カワイイと申しましょうか、なんと申しましょうか

複雑な気持ちの宗恵でした・・・。