とき青年部茶会 香煎席

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香煎席の担当は茶会委員会

お床には信楽の作家 杉本貞光さんの色紙「喫茶去」
平茶碗が描かれています。
貞光さんは先日105歳で亡くなられた、立花大亀老師に大変可愛がられた方。
お席の話題にもなりました。

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煙草盆は表完 作 雲珠透かし 特にお好みはございません
火入は晴山 造 三彩

この火入は6月に山形の鈍翁茶会に行ったおり、
案内してくださった こまくさ青年部 I君のお店でもとめたものです。 
   http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/6269523.html

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香煎席では 竈家治知四郎製 味噌アイスクリームと
同じく 竈家治四郎製 玄米黒酢ゆず味を杉板にのせてお出しいたしました。

お茶席でアイス?とちょっと冒険でした。
第1席目の反応が心配!
「あら まあ!これはこれは!青年部ならでは発想ですねぇ。」
喜んでいただけたようで、一安心。

「お待合とこのお席で、充分青年部さんのお心遣いを堪能いたしましたよ。」
あの…まだ お濃茶・お薄と続くんですけど…
大成功!!!

茶会委員長のR子さんを中心に副部長U子さん・総務委員長のK子さん
そして頼りになるSさんが試行錯誤してくださった結果です。
味噌アイスをのせたタルトビスケットは市販のものをわざわざ交渉していただいて
アイスをのせやすいように改良していただき、単価も安くなって
K子さん交渉上手です!!

わたしは雇われ亭主で、さも自分がやったかのようにお客さまとお話しして
大変楽しい思いをさせていただきました。
当日お水屋で奮闘していただいたベテランのTさん
はるばる見附からきてくださった熱心なM美さん
お仕事を抜け出して駆けつけていただいた可愛らしいMさん

皆さんのお力で素敵な香煎席となりました。
本当にありがとうございました。

やっとお客さまとの会話が楽しめるようになったかな…。
もっとも今回のお正客の皆さまは、青年部に多くお弟子さんをだしてくださっている先生や
青年部OB・OGの方ばかりで、お話しやすかったこともあります。
終わったあとは何故か爽快でした。


竈家治四郎  石山味噌醤油株式会社
  http://www.ishiyama-miso.co.jp